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  連載コラム  『 ケロウナからのメッセージ 』

ワーホリは期待と夢が交錯しながら、同時に不安や悩みもあるはず。 カナダにワーホリで行ったからといって、毎日が夢のような楽しい日々 が繰り返されるはずはありません。 楽しい情報は、どこのサイトにも載っています。 でも、そうじゃない情報を、ここであえてお伝えすることで、皆さんの 精神的な事前準備に役立ててもらえればうれしいです。(筆者滝沢氏より)

★ 第10回 (2003-12-9 UP)

このところ「サポート業者を使った方がいいのか? それとも使わない方がいいのか?」という相談をメールで頂く機会が多いです。ワーキングホリデーという制度があり、またそれに参加する人がいる限り、様々な形でサポート業者が商売の場作りをするのは自然な流れなのかもしれません。
簡単に良い悪い、の判断はできませんが、今現在、サポート業者を使うか、使わないか、で悩んでいる方は、下記のフレーズを読んで、少しの間、自問自答してみてください。
12月のケロウナ 「サポート業者って昔は無かったんだ。少なくとも僕たちがワーホリに行った頃の1991年にはサポート業者は存在していなかった。知らない外国へ単身で乗り込むって、不安もあるけれど、どきどき、はらはらする何ともいえない刺激的な楽しみがある。不安と楽しみを一緒に背負い込みながら、当時のワーホリは誰もサポート業者無しで頑張ったんだ。それが楽しいんだ。でもお金を払ってサポート業者にお願いしたらどうなる?せっかくの楽しみ、ドキドキ、ハラハラが無くなっちゃうんだ。お金を払って、楽しみを奪われてもいいんだろうか? いろんな経験ができるチャンスをお金を払って自分で潰してしまっていいんだろうか?」
非常に砕けた言い方ですが、個人的な意見はこうなります。ただ、サポート業者の存在を否定している訳ではありません。どういうことかと言うと、その人の立場によっては必要とする場合があるからです。具体的には、1週間とか2週間とか、あらかじめ決まった短期間しか行けない方です。わずかな滞在日数の間で、住む場所や学校の手配などは、出国前に決めておきたいのは当然です。そのほうが効率がいいからです。そういう方々の場合は、滞在サポートや事前セッティングの業者にお願いする、という手立てが有功でしょう。またワーホリの方の場合は、例えば病気や疾患など、すぐに解決できない何らかの不安要因を抱えている場合であったり、ご家族の方を安心させるために必要であったり、という場合は選択することもあるでしょう。
問題は、少し頑張れば、ちょっとの勇気を出せば、もしかしたら自分でできるかもしれない、ということまでを業者にお金を払う事で安易に解決させてしまおうとする行為だと思います。そういう方の大半は、おそらく「サポート業者を使わなければよかった。」と後悔するはずですし、実際にそうしたご意見も多く聞かれます。ですが、自分の責任で選択し、お金を支払ったにも関わらず、満足の行くサービスを受けられ無かったからと言って、後々になり文句をいうのもどうかと思います。もしかしたら、本来、正当な業務をしているサポート業者であるのに、勝手な思い込みで被害者意識に取り憑かれ、文句を言う人だっているのかもしれません。結果としてサポート業者にお金を払って依頼したとしても、その後の対応について、良い悪いも含め、全て自己責任であるということを良く考えた上で、決断されるのが懸命かと思います。

《上の写真の説明》
*12月のケロウナ。厳冬になるかと思われた矢先、 今年も暖冬になるのか?
と思わせる暖かな日が続いています。  ⇒拡大写真

前回のコラムはこちら


筆者・滝沢修さんのプロフィール
1967年生まれ長野県出身
1991年5月 ワーホリでカナダへ渡る(12ヶ月間放浪)
1998年7月 OGT Canada Enterprise Ltd,をケロウナ市に設立
1999年3月 カナダ・ケロウナ市へ移住
2000年4月 【わいん@カナダ】を設立(カナダ産ワインWEB販売)

滝沢修さんへのメールはこちらのアドレスへ:takizawa@whma.jp


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